登山の知識、アプリのアップデート情報、YAMATOMOの最新ニュースをお届けします。
初めての登山を前に、「何を買えばいいのか分からない」と検索画面の前で固まった経験はありませんか? 登山用品店に行けば壁一面のギアが並び、ネットで調べれば「あれも必要、これも必須」と情報があふれています。でも実は、最初の日帰り低山であれば、本…
「登山には登山靴が必要」——これは多くの人が知っていることです。でも、いざ登山用品店に行ってみると、同じ「登山靴」なのに足首の高さがまるで違うものが並んでいて、どれを選べばいいのか途方に暮れた経験はありませんか? 実はこのカットの高さこそが…
「レインウェアなんて、雨を防げればどれも同じでしょう?」——もしあなたがそう思っているなら、山での雨は街の雨とはまったく別物だということを知ってほしいです。標高が上がるほど天候は急変し、風を伴う横殴りの雨が体温を奪っていきます。この記事では…
「ザックは大きいほうが安心」と思って、日帰り登山に60Lのザックを背負っていった経験はないでしょうか。実はザックの容量が行動内容に合っていないと、体力を余計に消耗したり、荷物が中で暴れてバランスを崩す原因になったりします。この記事では、登山…
「山の上では、たった1枚の服の選び方が命を左右することがある」と聞いたら、大げさに感じるでしょうか。実は、登山中の体温管理で最も重要なのは高価なウェアを買うことではなく、レイヤリング(重ね着)の仕組みを理解することです。この記事では、登山ウ…
「日帰り登山だから、ヘッドライトはいらないでしょ?」——もしあなたがそう思っているなら、ちょっと立ち止まって考えてみてください。実は、山岳遭難の要因のひとつに「日没による行動不能」があります。日帰りの予定でも、道迷いや体力の消耗で下山が遅れ…
「ストックって、体力に自信がない人が使うものでしょ?」——そう思っていませんか。実は、経験豊富な登山者ほどストック(トレッキングポール)を積極的に活用しています。正しく使えば膝への負担を大幅に軽減し、バランスを安定させ、長時間の山行でも疲労…
「アイゼンとチェーンスパイク、どっちを買えばいいの?」——冬山装備を揃えようとして、最初にぶつかる疑問ではないでしょうか。見た目は似ていても、この2つはそもそも想定している使用環境がまったく異なります。選び方を間違えると、装備が役に立たない…
同じ重さの荷物を背負っているはずなのに、ある人は軽快に歩き、ある人は序盤からバテている——その差は体力ではなく「パッキング」にあるかもしれません。ザックへの荷物の詰め方ひとつで、身体への負担は大きく変わります。この記事では、登山のパッキング…
登山用品店に足を踏み入れると、高機能なウェアや最新のギアがずらりと並んでいます。店員さんのおすすめを聞いているうちに、気づけば合計金額が10万円を超えていた——そんな経験、ありませんか? 実は、初心者が最初の低山ハイキングのためにすべてを新…
登山靴を初めて買いに行くと、並んだ商品の多さと価格帯の幅に戸惑うことがほとんどです。「とりあえず安いもの」「見た目がかっこいいもの」で選んだ結果、下山中に爪が黒くなったり、足首が痛くて歩けなくなったりするケースは少なくありません。最初の一足…
新しい登山靴を買ったとき、最初の山行でひどい靴ずれを経験する人は少なくありません。靴ずれの多くは「慣らし不足」が原因です。登山靴のアッパー(靴の上部を覆う素材)は革・化繊・コンビネーションを問わず、履き込むことで足の形に合わせて少しずつ変形…
登山靴のソールが山の中で突然剥がれた、という話は決して珍しくありません。前日まで見た目に問題がなかったのに、翌朝の出発直後に靴底がパカパカし始める——その多くは、劣化のサインを見逃していたことが原因です。
登山用品店に並ぶシューズは、見た目が似ていても「トレッキングシューズ」と「トレイルランニングシューズ(以下、トレランシューズ)」では設計思想が根本的に異なります。どちらも山で使えますが、得意とする条件が違うため、選び方を間違えると足のトラブ…
登山用靴下を選ぶとき、多くの人が「厚ければ快適」「綿でも問題ない」「2枚重ねると靴擦れを防げる」といった思い込みで選んでいます。しかし靴下は、靴との組み合わせで足の動きを決める最後の調整層であり、素材と厚さの選択を誤ると、靴擦れ・むくみ・低…
下山後に足の爪が黒く変色していた、という経験を持つ登山者は少なくありません。爪が内出血を起こす原因のほとんどは、つま先が靴の前方に繰り返しぶつかることです。靴のサイズが大きすぎる場合もありますが、サイズが合っていても締め方が不適切だと同じこ…
レインウェアを選ぶとき、スペック表に並ぶ「透湿性20,000g」「透湿性30,000g」という数字を見て、大きければ大きいほど良いのだろうと判断した経験がある方は多いかもしれません。数字の意味を理解せずに購入すると、雨の中で汗が逃げず、結果…
レインウェアを着ていても「中が濡れてきた」と感じたことはないでしょうか。その多くは生地が劣化したのではなく、表面の撥水加工が汚れや油脂で働かなくなっているサインです。ゴアテックスをはじめとする透湿防水素材のジャケットは、洗濯と撥水処理を正し…
「普段着のTシャツで山に登ってはいけない」と言われたとき、なぜかを正確に説明できる人は少ないかもしれません。答えは一言でいえば、綿は濡れると体を冷やし続けるからです。登山のベースレイヤー(肌に直接触れる最下層のウェア)は、その一枚が体温管理…
「ダウンと化繊、どちらを買えばいいですか」という問いに対して、「どちらも一長一短」と答えるだけでは役に立ちません。この問いの核心は、濡れたときに何が起きるかと重さと収納性をどこまで重視するかという二点にあります。この二点を整理すれば、自分の…
登山パンツを選ぼうとすると、素材名・ストレッチの種類・ジッパーの位置など、細かい仕様が並んでいて判断に迷いがちです。しかし実際に選ぶ際に問うべきことはシンプルで、「どの季節・どんな地形で使うか」「動きやすさと丈夫さをどう優先するか」の二点に…
登山で帽子を選ぶとき、「どれでも日よけになればよい」と考えると、季節や山域によっては大きな誤算が生じます。夏の稜線では直射日光と強風が同時に来ます。秋から冬にかけては耳や首すじからの体温損失が行動に影響します。同じ「帽子」という言葉でも、ハ…
登山用手袋を選ぶとき、多くの人が最初に迷うのは「1枚で済むか、複数枚必要か」という点です。答えは季節と山域によって変わりますが、基本の考え方は一つです。手の冷えは判断力と操作性を同時に奪うため、手袋の選択は安全装備の一部として考える必要があ…
「登山にスカートはおかしいですか?」という問いは、ファッションの話ではなく、機能の話として答えられます。結論から言えば、スカートもタイツも、素材と山域・季節の条件が合っていれば十分に実用的な選択肢です。一方で「動きやすければ何でもいい」と考…
登山用サングラスを選ぶとき、「どれでも同じではないか」と感じる人は少なくありません。しかし山の紫外線は平地より強く、標高が高くなるほどその影響は増します。雪山や高山帯では、適切なレンズなしに長時間行動すると、角膜が傷つく「雪目(電気性眼炎)…
ゲイター(スパッツとも呼ばれます)は、登山靴とズボンの隙間を覆うカバーです。持っていない人が山で初めてその必要性を感じるのは、たいてい「靴の中に砂や小石が入ったとき」「泥が靴下まで染み込んだとき」「雪が靴の上から崩れ込んだとき」のいずれかで…
「ワークマンで登山ウェアを揃えられますか?」という問いに、正直に答えるなら「アイテムによる」です。安さだけを理由に選ぶと痛い目を見る場面がある一方、専門ブランドと比べても遜色のない用途も確かに存在します。この記事では、ワークマン製品が登山で…
「登山を始めたいけれど、専用ウェアをそろえる前にユニクロで代用できないか」——この問いは、登山を検討している多くの人が持つ素直な疑問です。答えは「できる物とできない物がはっきり分かれる」です。闇雲に代用しようとすると、特定の条件下で安全に関…
「どのブランドを選べばいいのか」は、登山装備を揃えるときに多くの人が直面する問いです。モンベル・ノースフェイス・パタゴニアは国内の登山ショップで頻繁に目にする代表的なブランドであり、それぞれに異なる強みと設計思想を持っています。料金帯も製品…
登山ウェアの色を選ぶとき、「派手な色は恥ずかしい」と感じる人もいれば、「写真に映えるようにしたい」と考える人もいます。しかし登山では、色の選択が安全に直結する場面があります。遭難時に救助隊があなたを発見しやすい色か、そうでない色か——この一…
インナーダウンを山に持っていったのに、結局一度も出さずに下山した——そんな経験をもつ方は少なくないはずです。反対に、寒いからと行動中ずっと着続けて、汗でぐっしょり濡れてしまった、という失敗も耳にします。インナーダウンは「着るタイミング」を間…
「ソフトシェルを買ったのに、結局レインウェアを着ている」という声をよく耳にします。逆に「レインウェアだけで十分では」と考えて、ソフトシェルを手に取ったことがない人もいます。どちらも間違いではありませんが、二つのウェアが得意とする場面は明確に…
登山ウェアを洗濯したあとに「撥水が効かなくなった」「フリースがごわついた」と感じたことはないでしょうか。登山用のウェアには、防水透湿素材・撥水加工・吸汗速乾素材・ダウンなど、日常着にはない機能が備わっています。これらは正しい洗い方と保管をす…
登山中に足の裏や踵、アーチが痛くなった経験はないでしょうか。歩行距離が長くなるほど、また荷物が重くなるほど、その痛みは無視しにくくなります。原因が靴のサイズや剛性にある場合もありますが、登山靴に最初から入っている純正インソール(中敷き)を交…
登山靴やレインウェアは、購入時期を少し変えるだけで同じ製品が大きく値引きされていることがあります。「欲しいと思ったときに買う」のが一番手軽ですが、シーズンの構造を知っておくと、次の登山計画に合わせて購入タイミングを調整できます。
登山リュックを背負って歩き始めたとき、肩だけが痛くなる、荷物が左右に揺れる、腰に重さが乗らない——こうした不具合の多くは、ザックの性能よりも「ベルトを締める順番」に原因があります。
登山リュックを選ぶとき、容量や重さに目が行きがちですが、背負い心地を左右するのは「背面長(はいめんちょう)」との一致です。背面長とは、ザックの背中に当たる部分の長さのことで、ショルダーハーネスの根元からヒップベルトの上端までの距離を指します…
「レインカバーをザックに付ければ中身は濡れない」と思っていたら、下山後にシュラフがびしょ濡れだった——こうした失敗は珍しくありません。レインカバーは確かに雨を防ぐ道具ですが、それだけで中身を守れる場面と守れない場面があります。
「何ルーメンあれば足りるのか」は、ヘッドライトを選ぶときに最初にぶつかる疑問です。売り場には100ルーメン台から1,000ルーメンを超えるモデルが並んでいますが、数字が大きければ良いとは限りません。明るさが増すほど電池の消耗が速くなり、重量…
登山中の水分補給は、体調管理の基本です。「水筒とハイドレーションシステム、どちらを買えばいいか」という問いは装備選びの入口でよく出てきますが、「どちらが優れているか」という答えはなく、「どんな山行スタイルに向いているか」で選ぶのが正解です。
スマートフォンの登山アプリは、現在地をGPSで示し、等高線も鮮明に表示します。それでも、多くの登山ガイドや山岳会は「紙の地図とコンパスを必ず携行する」という原則を変えていません。なぜ2026年になっても、この原則が生きているのでしょうか。
登山用の救急セットを作ろうとすると、「何を入れれば十分か」「市販のファーストエイドキットをそのまま使えばよいのか」という疑問が生まれます。答えを先に示すと、市販品は出発点として使えますが、登山特有のケガや体調変化に対応するには中身を自分で確…
エマージェンシーシートは、ザックの底に入れたまま一度も使わずに山行を終えるのが理想の道具です。しかし「いざというとき使えなかった」という状況が実際に起きます。包みを開けたことがなく広げ方がわからない、風の中で体に巻きつけられない、保温効果が…
「登山にナイフは要るのか」という問いに、一言で答えるなら「必須ではないが、あると役立つ場面がある」です。ただし、その前提として日本の法律との兼ね合いを正確に理解しておく必要があります。購入して携帯するだけで違法になるケースがあるからです。
熊鈴と熊スプレーは、どちらか一方を持てばよいというものではありません。この二つは「熊に気づかれる」と「近づいた熊を撃退する」という、まったく異なる局面に対応するものです。役割が違うからこそ、両方の特性を理解したうえで携行の判断をする必要があ…
行動食は歩きながら、あるいは短い休憩で素早く口に入れるものです。ザックを下ろしてメインルームを開け、ジッパーを引いて……という手順が必要なら、面倒に感じて食べるタイミングを逃します。低体温症や低血糖のリスクを考えると、「手が届きやすい場所に…
登山でスマートフォンのバッテリーが切れると、地図アプリが使えなくなり、緊急連絡もとれません。モバイルバッテリーは「あると便利」ではなく、安全装備の一つとして考える必要があります。
山の休憩中に岩や地面へそのまま腰を下ろすと、冷えや濡れがじわじわと体力を奪います。登山用の座布団(シットパッド・フォームパッドとも呼ばれます)は、そのロスを防ぐための小さな断熱材です。重さ数十グラム、価格も数百円から数千円という手に取りやす…
登山で日焼け止めが必要なのは「見た目」の問題だけではありません。高度が上がるほど紫外線量は増し、森林限界を超えた稜線では遮るものがない状態が数時間続きます。短時間で皮膚が赤くなる高山の紫外線は、痛みや疲労感にも直結します。
登山の行動中や山小屋での宿泊を考えるとき、タオルの選択は見落とされがちな装備選びのひとつです。「普通のタオルじゃだめなのか」「手ぬぐいで代用できるか」という疑問は多くの登山者が一度は持ちます。
サコッシュとチェストバッグは、どちらも「ザックを下ろさずに小物を取り出す」ために使うアイテムです。形が似ているため同じものと思われがちですが、体への固定方法と取り出しやすさが異なり、山行のスタイルによって向き不向きがはっきり分かれます。
登山用の笛は、「何かあったときのため」と言われながら、ザックの底に入れたまま使い方を考えていない人が多い装備のひとつです。しかし笛は、スマートフォンのバッテリーが切れた状況でも、声が枯れても、霧や樹林で視界がきかなくても、自分の居場所を周囲…
登山でカメラを持つとき、最初に突き当たる問いは「どこにどう携行するか」です。首から下げれば取り出しは速いが、岩場で振れる。ザックの中にしまえば安全だが、シャッターチャンスを逃す。この二つの間の折り合いをどうつけるかが、持ち運び方の核心です。
ストックを買ったものの「どの長さに調整すればいいのか」「先ゴムはいつ外すのか」と迷ったまま山に持ち込む人は少なくありません。長さが合っていないと体幹への負荷が増え、膝や手首を痛める原因になります。先ゴムの使い方を間違えると、岩場で滑ったり、…
スタッフバッグとは、ザックの中身を種類ごとに小分けにする袋のことです。素材や形状はさまざまありますが、「どの袋に何が入っているか」をザックを開けた瞬間に判断できるかどうかが、実際の山行での使い勝手を大きく左右します。色分けはその判断を最も手…
100円ショップの登山グッズ活用は、「何でも安く済ませられる」と「命に関わるから全部ダメ」の両極端な意見が目立ちます。どちらも正確ではありません。判断の軸は「その道具が壊れたとき、どんな最悪の事態が起きるか」です。壊れても行動に影響しないも…
サングラスを山に持っていくとき、ケースのまま入れているだけでは壊れるリスクが残ります。「ザックに入れたら踏み潰れていた」「レンズに傷がついていた」という経験は、ケースの選び方だけでなく、ザック内のどこに入れるかと、他の荷物との組み合わせで大…
山で虫に刺されると、下山後に症状が悪化することがあります。特にブヨは刺された直後より数時間〜数日後に腫れや痒みが強くなる場合があり、アブは皮膚を噛み切るため出血を伴うこともあります。マダニは感染症のリスクがあるため、付着に気づいたときの対処…
登山中にトイレに行きたくなったとき、山小屋やバイオトイレがない場所ではどうすればよいか。その答えが「携帯トイレ」です。携帯トイレとは、登山者が野外で排泄した汚物を密封して持ち帰るための道具で、山岳環境の保護と衛生管理を両立させるために広く普…
「ザックが重すぎて膝が痛くなった」「軽くしたいけど何を削ればいいかわからない」——装備の重さに関する悩みは、山を始めたばかりの人にも、何年も登っている人にも共通しています。まず知っておきたいのは、「重量の目安」は山行スタイルによって大きく異…
登山から帰り着いたとき、靴をそのまま玄関に置いて終わりにしていませんか。泥や水分をつけたまま放置すると、アッパーの素材が硬化し、防水膜が劣化し、ソールとアッパーの接着部が浮き始めます。こうした劣化は少しずつ進むため、「急に壊れた」と感じる前…
登山靴のソールが摩耗してきたとき、「買い替えるべきか、張り替えで済むか」という判断に迷う方は少なくありません。張り替えは新品購入より費用を抑えられる場合がありますが、靴の状態や構造によっては張り替えに適さないこともあります。判断を誤ると、山…
登山靴を数年ぶりに取り出したら、ソールがボロボロと崩れた——そういった経験を持つ登山者は少なくありません。靴そのものに傷みがなく、見た目がきれいでも、ソールが突然剥がれるのは「加水分解」と呼ばれる化学的な劣化が原因です。
登山用ダウンジャケットは、汗や皮脂が蓄積するとダウンが油分でまとまり、保温性が落ちます。「クリーニングに出すべきか、自分で洗えるか」と迷う人は多いですが、手順を守れば家庭での洗濯は十分に可能です。むしろ正しく洗うことで、ペタンコになったダウ…
シュラフを洗わずに使い続けると、汗や皮脂が中綿に蓄積し、保温性の源である「ロフト(膨らみ)」が失われていきます。特にダウンシュラフは、油脂汚れがダウンの羽枝を束ねてしまい、洗う前よりも暖かく感じるほど回復することがあります。化繊シュラフも同…
テントを山から持ち帰ったとき、「とりあえず乾かせばいい」と思って放置してしまうことがあります。しかし乾燥の手順を誤ると、フライシートの撥水性が落ち、縫い目を塞ぐシームテープが剥がれ、次の山行で雨漏りが起きます。テントは縫い目から水が侵入する…
登山から帰ったあと、ザックをそのまま乾燥させて収納している人は少なくありません。泥が乾けば払い落とせますし、一見きれいに見えます。しかし汗は繊維の奥に塩分と有機物を残し、時間をかけてナイロンやポリエステルの繊維を傷め、ファスナーの動きを悪く…
レインウェアが「そろそろ寿命かもしれない」と感じる瞬間は、たいてい雨の中で起きます。ジャケットの内側が湿ってきたとき、「これは撥水が落ちているだけか、それとも透湿防水膜が終わったのか」を正しく判断できないと、洗濯やケアに時間とお金を使っても…
アイゼンは刃が命の道具です。氷雪面に爪を刺して体重を支える以上、刃先が丸まっていれば踏み込みが浅くなり、滑落リスクが上がります。「去年まで使えていたから今年も大丈夫」という判断は危険な先入観になりえます。
シーズンを終えてストックを押し入れにしまい、翌春に取り出したら節が固まって回らない——そういった経験をした人は少なくないはずです。固着は「錆びた」「壊れた」ではなく、汚れと水分と圧力が重なった結果であるため、正しい手順で防げます。
登山用ヘッドライトを久しぶりに取り出したら、電池ボックスの内側が白い粉や青緑色のさびで汚れていた——そういう経験をした方は少なくないはずです。液漏れは乾電池の化学反応によって起こる現象で、端子を腐食させてヘッドライトを使い物にならなくします…
バーナーを点火しようとしたとき、火花は出るのに炎が立ち上がらない、あるいはスパークすら起きない——そういった経験をした登山者は少なくありません。山頂でその状況に直面すると、食事どころか低体温症のリスクにも直結します。点火不良の多くは、メカニ…
登山用品が壊れたとき、まず迷うのは「メーカーに出すべきか、自分で直せるか」という判断です。送付の手間や費用、山行までの期間、そして修理後の強度——これらを考えると、どちらが正解かは壊れた箇所と程度によって変わります。
登山を続けていると、使わなくなった装備が少しずつ増えていきます。サイズアウトしたブーツ、軽量化で乗り換えたザック、引退させたテント——捨てるには惜しいけれど、置き場所にも困る、という状況は珍しくありません。
登山装備を手放すとき、真っ先に迷うのが「フリマアプリで売るか、買取店に持ち込むか」という選択です。どちらが得かは品物の状態・ブランド・自分の時間によって変わります。「高く売りたい」と「手間をかけたくない」は、多くの場合トレードオフの関係にあ…
登山道具は、かさばります。テント・シュラフ・ザック・雨具・靴・ポール……ひと揃えそろえると、クローゼット一段がすぐに埋まります。都市部の住宅事情を考えると、「道具はあるが置く場所がない」という悩みは珍しくありません。
シーズンを終えた登山用品を押し入れやクローゼットにしまい込んだまま春を迎えると、翌年取り出したときに「カビが生えている」「虫に食われていた」という事態が起きることがあります。ウェア・シュラフ・テントはいずれも高価で、素材によっては一度ダメー…
登山用品をすべて一度に更新できる人はほとんどいません。ウェアが傷んできた、靴底が減ってきた、雨具が浸水するようになった——複数の問題が重なったとき、「どれから買い替えるか」という順番の判断が安全に直結します。
登山用品は決して安くありません。ウェアや靴、ザック、テントを揃えると、初期費用はまとまった額になります。しかし多くの場合、装備が「寿命を迎える」前に、使い方や保管の習慣によって劣化が早まっています。縫い目のほつれ、防水性の低下、ソールの早期…
山の途中で装備が壊れたとき、下山まで持たせられるかどうかは「何を持っているか」で決まります。修理キットとは、山岳救助を呼ぶほどではないが放置すると行動に支障が出るトラブルを、その場でしのぐための道具一式です。ショップで「修理キット」として売…
登山から戻ったとき、ウェアやザックに残る汗の匂いが気になった経験は多いと思います。洗っても取れない、しばらくするとまた出てくる——その原因は、汗そのものではなく、汗を栄養源にして繁殖した皮膚常在菌の代謝産物です。さらに、ウレタン素材を使った…
登山用品を買ったとき、「この保証はどこまで使えるのか」と疑問を持つ人は多いです。ザックのファスナーが壊れた、レインウェアの縫い目から水が染みてきた、ブーツのソールが剥がれた——そうした不具合が起きたとき、メーカー保証で修理・交換できるかどう…
登山用品のリペアサービスを調べると、「店舗に持ち込む」「宅配で送る」「メーカーに直接依頼する」という三つの選択肢が出てきます。どれを選ぶかによって、仕上がりの質・納期・費用の目安が変わります。この記事では、どの窓口に何を頼むべきか、依頼前に…
登山用品が古くなっていても、外から見ただけでは判断できないことがあります。ザックのショルダーベルトは色も形も変わっていないのに、縫い目の糸が内側から劣化していることがあります。ロープは表面がきれいでも、芯繊維が繰り返しの衝撃荷重でダメージを…
登山装備のメンテナンスは「汚れたら洗う」だけでは足りません。防水透湿素材の撥水処理、ブーツのソール剥がれ、ザックのフレーム歪み——こうした劣化は使用中に突然表れますが、原因は数か月前の管理のゆるみです。事後対応より定期的な点検のほうが、修理…