登山の知識、アプリのアップデート情報、YAMATOMOの最新ニュースをお届けします。
北アルプスの登山協力金が、2026年8月28日からスマートフォンのアプリで払えるようになりました。登山地図アプリのヤマップが、地元の自治体や協議会と組んで「デジタル協力金」の実証実験を始めたためです。報じた信濃毎日新聞の見出しは、そのまま「…
登山道のすれ違いは「登り優先」が基本です。ただし、優先順位よりも安全に待てる場所があるかを確かめましょう。譲る側は足場のよい山側で待ち、狭い場所で無理にすれ違わないことが大切です。はしごや鎖場も一律に「下り優先」になるわけではありません。こ…
あなたが山頂で食べたおにぎりの包装フィルム、あのあとどうしましたか? ポケットに入れたつもりが、風に飛ばされてしまった——そんな経験、実は多くの登山者が一度はしています。登山道で見かけるゴミの多くは「悪意」ではなく「うっかり」から生まれるも…
「ちょっとだけなら大丈夫」——登山中、写真を撮るために登山道から一歩だけ外れた経験はありませんか。実はその"たった一歩"が、何十年もかけて育った高山植物を踏みつぶし、二度と元に戻らない傷を山に残すことがあります。この記事では、登山道を外れる…
あなたは山の中で突然お腹が痛くなった経験はありませんか? 周囲を見渡しても建物はなく、登山道の脇には他のハイカーが行き来している——そんな場面を想像するだけで冷や汗が出る方も多いはずです。実は、山でのトイレ問題は登山者の快適さだけでなく、山…
山頂で湯を沸かし、温かいコーヒーを飲む——登山の楽しみとして思い浮かべる人は多いはずです。しかし、あなたがいつも使っているその火、本当にその場所で使って大丈夫ですか?実は、山での火の取り扱いには法律や条例による明確なルールがあり、知らずに違…
あなたが先週歩いた低山の土が、まだ靴底の溝に残っていませんか? 実はその泥の中に、高山の生態系を脅かす「見えない乗客」が潜んでいるかもしれません。国立環境研究所の調査では、登山者の靴底から採取した土のサンプルのうち、約8%から発芽可能な種子…
山頂で撮った最高の一枚、すぐにSNSに投稿したくなりますよね。でも、あなたが何気なく共有したその写真が、希少な高山植物の盗掘を招いたり、経験の浅い登山者を危険なルートへ導いてしまうとしたら——。この記事では、登山写真をSNSに投稿するときに…
「登山マナー」で検索する人の多くは、山で他の登山者に冷たい視線を向けられた経験を持っているか、これから山に行く前に「知らずに失礼なことをしたくない」と思っている方です。登山には、街中とは異なる独自の慣行があります。教科書に書かれていない暗黙…
登山道ですれ違う人に「こんにちは」と声をかける習慣は、登山を始めたばかりの人には不思議に映ることがあります。街中では見知らぬ人に挨拶しないのに、なぜ山では当たり前のように挨拶を交わすのか。その理由を知ると、「とりあえずやるもの」だったマナー…
登山道での追い越しは、道路の追い越しとは根本的に違います。舗装道路には追い越し車線がありますが、山道には幅30センチほどの一本道しかないことも多く、「どこで」「どう声をかけ」「相手がどう反応するまで待つか」を判断する必要があります。
登山道で休憩しようとザックを下ろした瞬間、後ろから別のパーティーが追いついてくる——そんな場面で、どこに立てばよいか迷った経験はないでしょうか。休憩場所の選び方は、登山のマナーの中でも特に「暗黙のルール」として扱われやすく、初心者には判断の…
山で音楽やラジオをスピーカーから流している人に出会ったとき、「マナー違反なのだろうか」と思ったことはないでしょうか。あるいは自分が流したいと考えて、「許されるのだろうか」と迷ったことがあるかもしれません。
「バナナの皮はどうせ腐るから、置いてきてもいいのでは」と思ったことがある方は少なくないはずです。加工食品のゴミは持ち帰るのに、果物の皮やナッツの殻については判断が揺らぐ——そこには「自然に還るから大丈夫」という思い込みが潜んでいます。
登山中のトイレをどう処理するか、正直に困った経験を持つ人は少なくないはずです。山小屋やテント場のトイレが使えない場面——長い縦走路の途中、樹林帯を外れた稜線上、あるいは積雪期の山行——では、自分で判断して行動しなければなりません。「紙をその…
登山道で美しい高山植物を見かけたとき、「少しだけなら」と思ったことがある方は少なくないはずです。しかし、登山道沿いの植物を採取することは、場所や状況によって法律に触れる行為になります。「知らなかった」では済まされないケースもあるため、どの法…
山頂でドローンを飛ばそうとして、現地の看板で初めて禁止を知る。そういった事例は珍しくありません。国立公園や国定公園では航空法とは別に自然公園法による規制があり、山域・エリアによって許可の要否や条件が異なります。「飛ばしてみてから考える」では…
愛犬や愛猫と山に登りたいと考える方は少なくありません。しかし「ペットと登山」を検索する多くの方が最初に直面するのは、「そもそもこの山に入れるのか」という問いです。日本の山はペットの入山について、山域ごとに規制の内容も根拠も大きく異なり、「一…
「山でコーヒーを沸かしたい」「キャンプ地で焚き火を囲みたい」——こうした場面で最初にぶつかる疑問が、「そもそも火を使っていいのか」という点です。結論から言うと、山岳エリアでの焚き火とバーナーの使用は、場所・規制・条件によって可否がまったく異…
山で煙草を吸えるかどうか、はっきり答えられる人は意外と少ないです。「禁止されているのか」「どこなら吸えるのか」「吸い殻はどう処理するのか」——これらは登山前に確認しておくべき実用的な問いです。
ストック(トレッキングポール)を持って登山道に出ると、思いがけず周囲に迷惑をかけてしまうことがあります。先端の金属が岩を削る甲高い音、すれ違いざまに他の登山者の足元をかすめる先端、山小屋の木製の床に突き立てられた鋭い石突き——どれも使い方と…
「ケルン」とは、石を積み重ねて作った標識のことです。登山道の分岐や稜線上に置かれ、ルートを示す目印として長い歴史を持ちます。日本の山でも高山帯の稜線や、踏み跡が見えにくいガレ場でよく目にします。
「山小屋で嫌われる客」と検索する人の多くは、自分が知らずに迷惑をかけていないか確かめたいか、あるいは他の登山者の困った行動に悩んでいるかのどちらかでしょう。どちらの動機であっても、根本にあるのは「山小屋がどういう場所か」を理解しているかどう…
登山口へ向かう電車やバスの中で、大型ザックをどう扱うかに迷った経験はないでしょうか。背負ったまま通路に立っていると後ろの人にぶつかり、棚に上げようとすれば重さと高さに苦労する。正解がわからないまま「なんとなく」乗り過ごしている人が多いのが実…
山から下りてすぐの温泉は、登山の締めくくりとして定番です。しかしそのまま脱衣所へ向かうと、登山靴の泥が廊下に広がり、ザックに付いた土が脱衣かごを汚し、脛や足首の泥が浴槽に流れ込むことがあります。こうした状態は他の利用者や施設に迷惑をかけるだ…
「山に登るだけなのに、法律の話が出てくるのはなぜ?」と感じる方は少なくないと思います。しかし日本の名だたる山の多くは国立公園・国定公園・都道府県立自然公園のいずれかに含まれており、これらは自然公園法(昭和32年制定)という法律の下で管理され…
登山中に野生動物を見かけると、近づきたくなる気持ちは自然です。しかし「餌をやる」という行為は、動物への親切に見えて、その動物の生存を危うくする行為です。これは感情論ではなく、生態学的な根拠があります。
山を歩いていると、木の根が踏み固められた道、崩れかけた斜面に打ち込まれた丸太の階段、沢を渡る木橋など、「誰かが手を入れた」痕跡に気づくことがあります。これらは自然にできたものではなく、整備する主体がいて、費用と労力が動いています。
登山道を歩いていると、ロープや杭で仕切られたエリア、「立入禁止」と書かれた看板に出会うことがあります。「ここを通ればショートカットになるのに」「この先に良い展望地があるはずなのに」と感じた経験がある方もいるかもしれません。しかし、そのロープ…
山頂から写真を投稿する。ルートの様子をリアルタイムで発信する。こうした行動は今や登山の一部になっていますが、「どこまで公開してよいか」の判断基準は、まだ多くの人に共有されていません。
登山で複数人が一緒に歩くとき、「列をどう作るか」「どのペースで歩くか」を最初に決めておくかどうかで、山行の安全性と快適さは大きく変わります。個人の登山とは異なり、グループには「遅い人が出る」「列が間延びする」「他の登山者の通行を妨げる」とい…
山小屋やテント場での騒音トラブルは、登山者同士のもめ事として最も多い類型のひとつです。「なぜそんなことで怒るのか」と感じる側と、「なぜわからないのか」と感じる側が平行線をたどるのは、生活時間のズレと音の伝わり方に対する認識が噛み合っていない…
登山道でゴミを捨てる人を見た。登山道を外れて植生を踏み荒らしている人がいた。山小屋の前で大声を出している集団がいた。そんなとき、あなたはどうしますか。「注意すべきか、黙って見過ごすか」という問いは、多くの登山者が一度は立ち止まる問いです。